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ひどい結露の意外な原因とは

2015年2月23日

アルミサッシの窓の周囲にしみができて困る、
というお客様がよくいらっしゃいます。

結露がひどいのでは、とよく調べてみたら、
実は結露ではなく雨漏りが
原因だったということも少なくありません。
これはサッシのコーキング部分の劣化が
原因となって漏水したもので、
家の内外の温度差から生じる結露とはまったく違うものです。
コーキングとは外壁やサッシのスキマを埋める目地のことで、
その寿命はおおむね10年程度となっています。
コーキングが劣化するとその隙間から水が入り込み、
構造材が腐って家の寿命を縮めてしまいます。
したがってコーキングは
10年を目安にメンテナンスする必要があります。
サッシまわりのコーキングが劣化するころには、
当然外壁およびそのコーキングも劣化していますから、
その部分からも水が浸入するようになるのは時間の問題です。
そうなる前に、外壁全体の塗装と
コーキングの打ち直しをすることが、
漏水を防いで大切な家を長持ちさせることにつながります。