塗装処理を怠った二次的被害って?
2015年5月12日
住宅塗装の目的の一つには、
屋根や外壁に好みの色を塗って美しさを保つというのことが挙げられますが、
本質的な理由は他にあります。
住宅の塗装が行われる一番の理由は、屋根や外壁を作っている建材を雨水から守り、
住宅そのものの寿命を延ばすことです。
つまり、住宅の塗装において最も重要なのはその防水性なのです。
何よりも防水性がなくなることは避けなくてはいけません。
経年劣化していく塗装に対して、きちんとメンテナンスを行わないと
劣化はどんどん進行してしまいます。
劣化が進むと塗装の膜にひび割れができたり、はがれ落ちてしまったりします。
このような塗装の隙間から雨水が内部に侵入し、
建物の内部が湿気を含むとカビや害虫のリスクが高まってしまいます。
湿気った材木はシロアリが増殖していきやすい状態になっているのです。
きちんと塗装処理を行わなかったばっかりに、
塗り直しの塗装だけで済まなくなってしまうと大変な費用がかさむことになります。
雨漏りによる二次的被害を防ぐためにも、
きちんとした塗装のメンテナンスをおすすめします。
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