外壁から雨漏り?
2015年6月9日
雨漏りは屋根の破損から発生すると考えられがちです。
でも、実は建物の雨漏りは屋根よりも外壁からが多いようです。
どうして外壁から雨漏りが起きるのでしょうか。
それは、壁の塗り替えをせずに塗装を放置していると
防水効果が失われるからです。
壁と壁のつなぎ目や窓のサッシ周りには
コーキング(シーリング)が使われています。
コーキングの寿命は5年程度と言われ、それ以上経つと
紫外線のダメージなどで素材が硬化し、亀裂が発生します。
その亀裂から雨水が入れば、
雨の度に窓枠から雨漏りが発生するという事態にもつながりかねません。
外壁のコーキング材の亀裂については
台風や横殴りの雨の時に雨水が入り込み、
部屋の壁からポタポタと水が滴り落ちる原因になります。
部屋の壁から雨漏りしなくても
建物内部に水が入り込み、
部屋の壁に黒カビができてしまうことがあります。
家の寿命を延ばすためにも、居住者の健康のためにも
定期的な外壁防水が大切だと言えます。
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