鉄部の錆止めをする方法
2015年8月12日
鉄部の錆止めをする方法は大きく分けてメッキと塗装があります。
メッキは鉄部の表面に亜鉛等の薄い膜を被覆したもので、工場で処理されます。
塗装は現場でも施工可能で、適宜用途により使い分けがなされています。
鉄部の錆止めは鉄部の表面コーティングにより、
鉄部が空気に触れ鉄が酸化するのを防ぐ目的でなされます。
錆止めの材料にもいくつかの種類があり、
用途によって使い分けされています。
鉛系錆止め塗料は従来から使われてきたもので、
錆が発生する頻度が少ない場所に用いられます。
エポキシ系錆止め塗料は鉛系のものよりも錆止め効果が高く、
より錆の発生を抑えたい場合に使用します。
錆固め塗料は現に付着している錆を落とすことなく、
その上から塗布し既存の錆を固めてしまう方法で、最新の技術です。
錆止めの性能が高ければ高価にはなりますが、
使用する環境と目的を考えて、どの錆止め塗料を使うのかが大切です。
錆止め等の下地処理をきちんとした上で、
始めてその上に塗る塗料の効果が発揮できます。
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