南條祐二様邸RC再生工事
2015年11月25日
この度は、非常に綺麗に仕上げてもらい、ありがとうございました。
築20年の鉄筋コンクリートの住宅で最近水汚れやヒビ割れが目立つようになり、御社のホームページを見て連絡をしました。打ち放しの風合いを壊さず、尚且つひび割れを補修することが可能なのか、塗り潰すしかないのかと思っていましたが、本多社長様から打ち放しの風合いを壊さずに補修、塗装ができるということを聞き、材料の説明や過去の施工現場の写真などを見せていただき、これならと思い依頼した次第です。説明に何度も足を運んでもらい十分に信頼できると思いました。
いざ工事に入ると先ずは足場掛けから始まり、高圧水洗を行ってもらい、その時に劣化したコンクリートがポロポロと落ちるのに驚きました。痛みは想像以上でした。その後ひび割れや欠落部分をコーキングと樹脂モルタルで補修したのですが、補修跡があちこちに目立ってチョット心配になりました。ここまでは各職人さんたちが大勢入り、賑やかでしたが、本多社長さんはこれからが本番ですとのこと。塗装の職人さんたちが入るととたんに静かになりました。
何をしているのか覗いてみると天然のスポンジや刷毛を駆使して目立つ補修跡を1つずつ丁寧にそして絵を書くように周りの打ち放しの風合いに合わせて描いています。そう塗るというより描いているのです。何回も塗り重ねしていくうちに痘痕のように目立っていた補修跡が見る見る周りとどうかしてわからなくなっていきました。
これが職人技なのですね。技術もさることながら感性も重要に思いました。
そして最後にトップコートをかけて完成です。
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