クラックって何?
2016年3月16日
建物の耐久を考えたとき、クラックの放置は良くないとされています。
構造にも影響を与えるクラックについて知り、早めの処置ができるようにすると良いです。
古い建物の外壁や内壁などにひび割れができますがこの状態をクラックといい、どんなに頑丈に作られた建物でも時が経てば自然と発生するものです。
建物に使われている多くの建材は、雨が降ったり梅雨の季節には膨張し、冬や夏の暑い日差しで乾燥したりすると収縮するため、ひび割れが発生します。
また、台風が多い地域や海岸近くで塩害がある地域は特に影響を受けてしまいます。
最初は小さなひび割れでも一度脆くなったところは、少しの負荷でも壊れやすくなります。
このため規模の小さなうちに修復しておかないと、地震などの揺れで大きな負荷がかかった時に壁がはがれ落ちたり、倒壊の危険が増しますし、大雨による雨水の浸水、雨漏りなどから構造の歪みに繋がったりもします。
さらに、家族の安全が脅かされるだけでなく、ご近所にも危険を与える建物になってしまいますから、クラックを発見したら専門家の点検を受けて早めに処置を行い、長く住み続けることができる安全性の高い状態に維持しましょう。
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