2018年5月01日
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外壁塗装はいつ塗り直しをすれば良いのか、塗り直しをすればどれくらい持つのかを知るためには、塗装の耐用年数を知っておかなければいけません。
しかし、一軒家を建ててから一度も外壁塗装を行っていないという人は多く、塗装のことについても知識のある人は少ないでしょう。
そこで今回は、外壁塗装を行う際に知っておきたい塗装の耐用年数についてお伝えします。■新築の耐用年数は短い?
外壁塗装の一般的な耐用年数は10年と言われています。
塗装の塗り替えなどで外壁塗装をお願いすると、大抵は耐用年数が10年前後のものを紹介されます。
しかし、新築時の外壁塗装の耐用年数は約5年と言われており、新築一軒家を建てるときには外壁や屋根塗装にあまりコストがかけられていないため、再塗装の場合よりも短いのです。また塗装はさまざまな影響を受けて劣化してきます。
例えば、太陽光がその原因の一つです。
塗装は基本的に太陽光を浴びると劣化が起き、弾力性がなくなります。
そうなると外壁のわずかな歪みや振動に耐え切れなくなり、ひび割れを起こすのです。その他にも、雨の影響を受けて塗装は徐々に剥がれていきます。
塗装が剥がれるとチョーキングと言って、壁を触った時に手に粉が付く現象が起こります。
チョーキングが起こると塗装の表面がなくなって外壁を守る効果がなくなっているという証なので、外壁塗装を行うべきタイミングのサインなのです。■塗料の種類と耐用年数
外壁塗装の種類にはいくつか種類があります。
代表的なものが、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などです。
最も耐用年数が短いものがアクリル系塗料で、耐用年数は7~8年になります。
フッ素塗料は、耐用年数も長い代わりに価格はその分高く、耐用年数が長いほど単価は高くなるということです。弊社ではセラミックシリコン塗料という、シリコンよりは価格が高いですがフッ素並みの耐久力を誇る塗料を使っています。
公証の耐用年数で15年、実質20年は持つ強度のある塗料です。
耐用年数が長いとその分塗り替えの回数が減り、その手間もおさえられるので、弊社ではセラミックシリコン塗料をおすすめしています。■まとめ
外壁塗装の耐用年数は塗料の種類によって大きく変わってきます。
塗装を少しでも長持ちさせるような塗料を選びたいという方は、塗装会社に施工を依頼する前に事前にどんな種類の塗料があるのか調べておいて、施工の際に塗料を選べるようにしておくと良いでしょう。
耐用年数の長く、かつ自分の好みに合った機能のある塗料を選んで、外壁塗装の工事に挑みましょう。