屋根からの雨漏りの原因とは?世田谷の塗装業者が解説!
2018年5月17日
家が雨漏りをしているという方の中には、必要なものを買ってきて自分で修理りしてしまおう、とお考えの方がいるかもしれません。
しかし、ご自身で修理をしても、原因を正確に押さえていないと雨漏りは直らない可能性があります。
また屋根に上って作業するという危険の面からも、業者に工事を依頼した方が安全でしょう。
雨漏りの原因は様々であるため、業者はそれぞれ家の雨漏り原因をしっかりと調査し、適切な対処をすることで、雨漏り問題を解決します。
今回は、数ある雨漏りの原因の中から、「スレート屋根の雨漏り」の原因と、その修理工事の方法についてお伝えします。
■屋根の種類
雨漏りを起こす原因は、日本瓦、セメント瓦、スレート、金属といった屋根の種類によっても異なりますが、今回は最近の住宅に多いスレート屋根を中心に見ていきます。
スレート屋根とは、粘土のようなものを焼き固めて薄いプレートのようにしたものを平行に重ねながら並べた屋根です。
スレート屋根の特徴は、安価で軽く、その割に耐久性が高いということで、今なおその性能が進化しながら使われている人気の屋根です。
しかし、昔の日本家屋で使われていたような日本瓦に比べると、さすがに耐久力は落ち、劣化もしていきます。
そのため、メンテナンスなしで放置しておくと雨漏りを起こしてしまう可能性が高いのです。
■雨漏りの原因
スレート屋根の雨漏りの原因はいくつかありますが、スレートの塗装の劣化はその全ての原因になっています。
スレートの塗装をこまめに塗り替え、定期的にメンテナンスを行っていれば、雨漏りを起こすどころか、屋根のどの部分にも異常を起こすことはほとんどありません。
そのため、雨漏りを起こしている屋根の多くはスレートの塗装が劣化してダメになってしまっています。
スレートの塗装が劣化すると、水分を吸収してスレートが変形してしまいます。
変形を起こしたスレートは、他のスレートと上手く密着して並びを保つことができず、浮きやズレを起こします。
そうすると、その隙間から屋根の下地の部分に雨水が侵入するようになり、雨漏りがはじまってしまうのです。
また、スレートを屋根の頂上で押さえている棟板金という金属のレールのようなものが雨漏りの原因になっていることもあります。
棟板金は全ての重なり合うプレートを頂上で押さえて留める役割を果たしています。
これが屋根の劣化やスレートの浮きによってズレてしまうと、その隙間から雨水が侵入し雨漏りの原因になってしまうのです。
スレート屋根の修理は、部分的に屋根を差し替える重ね葺きという方法が用いられるのが一般的です。
屋根からの雨漏り修理は、足場が必要になることがあり、費用も高くなってしまう可能性もあります。しかし、部分的な修理の場合は、費用も比較的安く済ませることもあるため、劣化に気づいたら早めに工事を依頼するとよいでしょう。
調査見積もりは、ご発注の可否に関わらず無料ですので、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。
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