2018年6月14日
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新築を購入して数年経つというみなさん、そろそろ住宅のメンテナンスが気になる頃ですよね。
特に外壁や屋根塗装といった部分は、使われている材料の関係から耐用年数が短く、5年経過した頃から劣化が始まると言われています。
そこで今回は、塗料ごとの耐用年数や特徴についてお話ししたいと思います。
○アクリル樹脂
アクリル樹脂の耐用年数は5~8年程度です。価格の安さや発色の良さが売りで、発売当初は人気の高い塗料でした。しかし、汚れやすさや耐用年数の短さから、現在ではほとんど使用されることはなくなりました。
○ウレタン樹脂
ウレタン樹脂の耐用年数は10年程度と言われています。
価格や耐久性、機能性などのバランスが良かったことから、「万能塗料」とも呼ばれていましたが、アクリル樹脂同様、現在ではあまり使用されなくなっています。○シリコン樹脂
現在、外壁塗装の塗料として最も流通しているのがシリコン樹脂塗料で、その耐用年数は10~15年とされています。耐熱性や耐候性に優れ、汚れや色落ちに強いことが人気の秘訣と言われています。○セラミック樹脂
セラミック樹脂の特徴としては、耐熱性が高い、紫外線に強い、硬度が強い、汚れにくいなどが挙げられます。またセラミック樹脂は、他の塗料と成分を混ぜられていることが多くあるため、その成分によって耐用年数が異なります。シリコンを配合しているなら10~13年、フッ素を配合しているなら15~20年がおおよその耐用年数です。
弊社エーティーアシストでも、シリコンを配合したセラミックシリコン塗料を基準として使用しています。これにより、コストと性能の両方のバランスをとることが可能です。
また、耐用年数に関しても15年以上と、納得のいく塗料と言えるのではないでしょうか。
○フッ素樹脂
フッ素樹脂の耐用年数は15~20年と言われ、その優れた性能から、商業施設や高層ビルなどでよく使用されています。高性能であるため価格も多少高いのですが、最近では個人の住宅にフッ素樹脂を使うことも増えてきました。今回は塗料ごとの耐用年数や特徴についてお話ししました。使用する塗料によって耐用年数が異なっていることがお分かりいただけたでしょうか。塗装を行う前に、どんな塗料を使うべきかしっかりと定めたいものですね。
ただ、塗料にも様々な種類や特徴があり、「結局どれを使うべきか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。そんなときはぜひ、エーティーアシストまでご相談くださいね。