世田谷のプロが屋根塗装の基本知識を徹底解説します!
2018年6月26日
住宅のご購入や工事を検討されているみなさん、ご自宅の屋根についてどれくらいご存知ですか?「え、知らないとマズいの?」と焦ってしまう必要はありません。
今回は屋根塗装についてあまりご存知のない方のために、屋根塗装の基本知識をお教えしたいと思います!
○屋根の種類は豊富!
屋根には、鉄筋コンクリート造りに多く使用されるシート防水や、一般住宅に多く使用される日本瓦、ストレート瓦など様々な種類がありますが、そのうち塗装が必要な屋根はコロニアル瓦とスレート瓦です。
屋根は、風雨や紫外線の影響を直接に受ける場所であるため、外壁より早く劣化が進みます。外壁塗装をご検討中の方で、ご自宅の屋根がこれら2種類に該当する場合、屋根の塗装も一緒に行うと経費の削減が期待できます。
○屋根塗装をするメリット
◆防水性が高まる
雨漏りするリスクを低減できます。
◆屋根材の保護ができる
棟板金やトタン屋根などの錆の発生を抑えたり、金属部分の腐食を防止したり、屋根の葺き替え工事を不要にする、または延期する効果があります。
◆抗菌性が高まる
スレートのコケや、屋根の下地部分に発生するカビを抑えられます。
◆遮熱性、断熱性が高まる
夏場の熱気や、冬場の冷気が室内に伝わるのを防ぎ、安定した室温を保つことが可能です。
○屋根塗装が必要になる原因や、その判断方法とは
屋根塗装が必要になる理由には主に
1.気象環境
2.屋根の状態
3.屋根の施工状態
の3つがあります。
では、何を基準に屋根塗装を行う時期を判断したら良いのでしょうか。以下ではその判断方法について、変化の程度ごとに触れていきます。
◆程度1:塗装の艶
経年で、徐々に塗装の艶が失われていきます。スレート瓦は、変化がはっきりと目に見るので判断しやすいでしょう。
◆程度2:色の変化
次に、屋根の色が以前よりも薄くなっていないかに注目します。屋根の色も塗装の艶と同様に、経年により徐々に変化します。
◆程度3:チョーキング現象
屋根の色が薄くなる以上に変化が進むと、屋根が白っぽくなるチョーキング現象が起こります。
◆程度4:黒ずんだり赤くなったりしている
屋根にコケやカビが発生すると、屋根が黒ずんだり赤みを帯びたりします。
◆塗装が剥がれていないか?
そしてもっとひどい場合には、屋根の塗装が剥がれ、屋根材がむき出しになってしまうことがあります。本来は、この状態になる前に屋根塗装をし直すことが望ましいでしょう。
以上、屋根塗装の基本情報をお伝えしてきました。コストのことを考えても、程度3~4の間に屋根塗装を行うと良いかもしれませんね。
また、何かお困りのことがあればお気軽にエーティーアシストまでご相談ください。
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