2018年9月10日
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外壁塗装をお考えの方にとって、塗料の耐用年数がどれくらいなのかは気になるポイントですよね。
実は、塗料の耐用年数は塗料の種類によって異なるのです。そこで今回は、塗料別の耐用年数をご紹介します。
□耐用年数とは
そもそも耐用年数とはどういう意味なのでしょうか。
耐用年数とは、塗料が効果を発揮し続けると推測される年数です。
つまり、耐用年数を過ぎると塗料の効果が切れて、外壁の劣化が進む可能性が高いということです。そのため、耐用年数は外壁塗装をするタイミングとして判断されます。
耐用年数は塗料によって、大きな幅があります。□塗料別の耐用年数
・アクリル塗料
アクリル塗料は、塗料の中でも最も耐用年数が短いです。耐用年数は5~6年です。
耐用年数と価格はほぼ比例する関係にあり、アクリル塗料は最も安い塗料です。その分、他の塗料と比べて耐久性は劣ります。
現在ではアクリル塗料を選ぶ方は少ないですが、外壁塗装の費用を安く抑えたいという方にはおすすめです。・シリコン系塗料
塗料の中で最もコストパフォーマンスが高く、人気の塗料です。
耐用年数は10年程度と比較的長いです。
汚れだけでなく防カビ性も高いことが特徴です。
外壁塗装にある程度の高い費用対効果を望む方におすすめです。・フッ素系塗料
耐用年数は塗料の中でもトップレベルで15年~20年です。
コストもその分高いですが、耐久度はかなり高いです。
汚れに強く光沢を持っている塗料ですので、高級感のある仕上がりです。以前はコストの高さから商業施設やビルなどで使われていましたが、最近では一般住宅でもフッ素系塗料を選ぶ方は増えています。
確かにコストは他の塗料と比べて高いですが、長いスパンでみると1年当たりの値段はそれほど高くありません。
こまめなメンテナンスが面倒くさいという方におすすめです。・光触媒塗料
光触媒塗料は他の塗料とは一線を画した、特徴的な塗料です。
日光や雨水の自然の力を利用して、汚れを落とす効果があります。また、空気の浄化作用があるため環境に優しい塗料として近年注目されています。
耐用年数は15年以上と長いですが、コストはかなり高いです。
環境にやさしい塗料を使いたいという方におすすめです。□さいごに
このように、塗料の耐用年数は種類によって大きく異なります。
外壁塗装のポイントとして、耐久性と費用が挙げられます。あなたがどの点を重視するかによって、塗料を選びましょう。
選んだ塗料の耐用年数を知っておくことで、次の外壁塗装のタイミングを知ることができます。さらに詳しく外壁塗装の塗料の耐用年数に関して知りたいという方は、ぜひお気軽にエーティーアシストまでお問い合わせください。