屋根の防水工事ってどうやって行うの?|世田谷の屋根塗装業者が解説
2018年9月26日
雨が多い日本に住む私たちにとって、屋根の防水対策はとても重要ですよね。
屋根から水が入り込むと、家の心臓部と言える柱や鉄筋を腐らせてしまう可能性があります。
防水工事は屋根塗装を行っている業者で行っている場合が多いです。
では、屋根の防水工事はどのように行われるのでしょうか。
今回は、屋根の防水工事の種類とそれぞれの工程の流れについて解説します。
□防水工事の種類と工程の流れ
・塗膜防水
塗膜防水は、防水塗料を何度も塗り重ねることで屋根に防水塗膜を形成します。
コストが安く最もよく使われている工法です。
塗膜防水では、屋根の表面が凹凸のある場合でも均一に防水工事を行うことが可能です。
防水塗料のため、屋根の表面になじみやすく、密着性が高いことが特徴です。
工事の流れとしては、まず屋根の劣化部分を撤去します。
次に、専用の下塗り材を塗って下地を保護します。
最後に、防水塗料を繰り返し塗って幾層もの防水塗膜を形成します。
・シート防水
シート防水は塗膜防水より耐久性が高い点が特徴です。
屋根の表面に防水シートを張ることで、防水性を高めます。
シート防水では大きく二種類あります。塩化ビニルシートとゴムシートです。
塩化ビニルシートは耐久性が高く仕上がりが美しくなる点が特徴で、ゴムシートはコストが安く施工しやすい点が特徴です。
工事の流れとしては、非常に簡易的です。
まず、旧シートを撤去します。次に、新たなシートを張り替えて終了です。
・FRP防水
FRP防水では、防水塗料と防水シートの成分を混ぜて作られた特殊なプラスチックを使って、防水層を形成します。
塗膜防水やシート防水を組み合わせた工法と捉えることができます。
この工法はほかの工法よりも耐久性が高いことが特徴です。
そのため、外部環境からの刺激を防ぎ、家の寿命を延ばすことができます。
耐水性や耐酸性にも優れているので、一般住宅だけでなく、プールや船などにも使用されています。
工事の流れとしては、防水層を何度も塗り替えて厚い防水層を形成します。
塗膜の硬化速度が速く、一日で作業が完了します。
□さいごに
屋根の雨漏りは家の安全性に影響する可能性がある危険な状態です。
それだけに、防水工事は非常に重要です。
今回ご紹介したように屋根の防水工事には様々な種類があります。
それぞれの費用や特徴を鑑みて、ご自分に合った最適な工法を選びましょう。
また、エーティーアシストでは防水工事も承っております。
調査見積もりはご発注の可否関係なく無料ですので、どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
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