2015年8月
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家の外壁は、紫外線や風雨から私達の暮らしを守ってくれます。
外壁塗装は、壁の色を塗り直して家の持つイメージを変える
という目的もありますが、最も大きな目的は、
経年劣化によって家の構造部を守ることが出来なくなった時、
それを再び塗り直すことで家の寿命を長持ちさせる、
という意味合いがあります。家の外壁塗装をし直す時期の見極めとして、
年数から判断して決めることも大切ですが、
自分の目で確かめるということもポイントになってきます。すなわち、家は年数を経ると、
外壁の色々なところに変化が現れて来ます。最も変化が見えるのは、家の北側です。
北側は一番日光が当たりにくいのでカビが生えやすい場所と言えます。
外壁にカビが生えるのは劣化のサインの現れと見て良いでしょう。
外壁にカビが生えていると、
内部にもカビが浸透している可能性は否めません。放っておくと、そのカビはさらに内部まで侵入して、
木部にまでダメージを与えたり、雨漏りの原因となったりします。 -
日本の住宅は木材を多く使うことにより、
独特の和風の風情を醸し出しています。木材を外部に現した場合、外部のきびしい自然環境により、
早期に腐食が進むことがあります。木材の腐食を防止するためには、
専用の塗装を行う必要があります。木材の腐食防止とシロアリその他の防虫のためには、
防虫防腐仕上げを行うのが一般的です。木目の美しさが保たれる木材に適した塗装といえます。
屋根や外壁に合わせて着色仕上げを行う場合は
合成樹脂調合ペイントを用います。木材の伸縮にもある程度耐え、すぐれた耐候性を発揮します。
ウレタン樹脂はより耐候性にすぐれ、光沢のある硬い塗料ですが、
木材の伸縮に追従する性能が劣ります。木材に自然塗料を用いることもあります。
植物性の油を原料にした塗料で、環境にやさしく安全ですが、
耐久性には劣ります。雨露のあたらないところや、室内の木部には、
クリヤー・ニスといった塗料を塗ることが勧められます。木材の良さを残しながら、木の表面を保護する木部に適した塗料です。
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日本の住宅は木材を多く使うことにより、
独特の和風の風情を醸し出しています。
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鉄部の錆止めをする方法は大きく分けてメッキと塗装があります。
メッキは鉄部の表面に亜鉛等の薄い膜を被覆したもので、工場で処理されます。
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建築の屋根や外壁の張替え、塗装替えは、
その性能により材料自体を選ぶことも大切ですが、
見た感じを決定付ける色選びも重要です。
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