失敗しない色決めのポイント
2015年8月5日
建築の屋根や外壁の張替え、塗装替えは、
その性能により材料自体を選ぶことも大切ですが、
見た感じを決定付ける色選びも重要です。
建築の外装材の色は、周辺の住環境に影響を与え、
住まいの品格を表現します。
色選びで失敗しないためには、
色の色面効果を理解し、
周辺の色味と合わせることがポイントになります。
色を見本帳で単独で見た場合と、
実際に屋根や外壁に塗られた色では印象が大きく違う場合があります。
色見本と実際の材料に塗られた場合の質感の違いや、
小さな色見本の感じと、実際の大きな外壁面との大きさによる感じ方の違い、
色見本帳での単独な色と、建築における周辺の色の影響による
見え方の違いがその原因となっています。
失敗しないためには、大まかな色は色見本でいくつか候補を決め、
少し大きくした面を実際の塗料で塗ったカラーシミュレーションを行うと、
実際の現場に塗られた感じとの違いがほとんど生じません。
周辺の色との組み合わせは、色見本帳で見比べてみることで、
見当をつけることが出来ます。
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