2015年9月30日
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錆止め塗料の種類については、成分により多種多様となっています。
当然ながら、錆止めの種類により、耐用年数も価格についても大きな開きがあるのも事実です。
ただ、費用対効果の点から見ますと、一般に市場に多く流通している製品が一番コストパフォーマンスがよいと考えられます。
しかしながら、この市場に多く流通している製品についても当然ながら時代と共に変化していきます。
かなり以前では、鉛系錆止め塗料が広く一般的に使用されていましたが、
現在では使用されることは少なくなり、現在の主流はエポキシ系錆止め塗料が主流となっています。もっとも、このエポキシ系錆止め塗料についても、
強溶剤、弱溶剤、1液型、2液混合型などと成分や合成する材料によって製品が細分化されています。また、現在生じている錆を落とすのではなく、
固めてその上に塗装を行う事ができるようにという材料として、
錆固め塗料という分類ができる製品もあります。いずれにおいても、錆の除去と保護塗膜の確保・維持が大切となる点では変わりはありません。