外壁塗装のひび割れの原因について、世田谷のプロがお教えします!
2018年6月10日
皆さんの中に、
「外壁にヒビが入っている!」
と焦ってる方はいらっしゃいませんか?
外壁にコンクリートやモルタルを使用している場合、経年によってこうしたヒビが入ることは少なくありません。
今回はそんな外壁のひび割れについて、原因や対処法をお話ししたいと思います。
○安心できるひび割れと危険なひび割れ?
冒頭でも少し触れましたが、外壁におけるひび割れは珍しいものではありません。
ただし、ひび割れには種類があり、場合によっては慎重に対処する必要があるのです。以下では、その種類と原因について見ていきましょう。
◆ヘアークラック
外壁には塗料が塗ってあり、塗料は塗膜を形成しています。
ヘアークラックとは、塗膜が徐々に経年劣化し、コンクリートやモルタルなどの素地が膨張収縮に耐えられなくなった結果、引き起こされるひび割れのことです。
また、一部では不適切な塗装作業もその原因だと言われています。下地にヒビが入っているわけではないため、建物そのものに影響することは少ないでしょう。
◆構造クラック
構造クラックとは建物の構造的な欠陥、凍ったり解けたりを繰り返したことから発生するひび割れです。
具体的に言うと、筋交いの不足などの構造的な欠陥によって、建物が大きく揺れたり歪んだりするため、その力が外壁に影響することを指します。
このようなひび割れは幅が大きく、目立ちます。すぐに修理が必要だと言えるでしょう。
○ひび割れの対処法は?
上記2種類のひび割れに対する対処法はそれぞれ異なります。
◆ヘアークラックの建物に対するダメージは少なくとも、早めの塗り替えを!
塗膜の劣化が建物に影響することは多くありませんが、劣化が進んでいることは事実です。早めの塗り替えを検討するのが好ましいでしょう。
劣化の程度が低いうちに塗り替えを行えば簡単な施工で済みますし、経済的な負担も軽くなります。
◆構造クラックはすぐに施工が必要!
ひび割れの種類が構造クラックであった場合、対処には緊急性を要します。構造の補強をしない限り、今後も外壁へ負担がかかります。
ひび割れ部分には、ムーブメントといって、引っ張る力が働いており、このような場合にはシーリング工事を行うのが効果的です。
今回は、外壁のひび割れの原因や対処法についてお伝えしました。
このような施工は業者に依頼することになるかと思いますが、このひび割れがどちらに分類されるかの見分け方は、業者や担当者の熟練度で大きく異なります。そのため、しっかりとした業者選びをすることが重要なのです。
エーティーアシストには、外壁ひび割れのプロがおりますので、お困りごとがございましたら、ぜひ一度ご相談くださいね。
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