2018年8月
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「築年数もだいぶ経つし、そろそろ家のメンテナンス時期かな?」
このような考えから、屋根塗装をしようとお考えの方も多いかと思います。しかし、
「屋根塗装に種類ってあるの?」
「そもそも屋根塗装って必要?」
などと様々な疑問が湧いてくるかもしれません。そこで今回は、
「ただ漠然と必要かもと思っているだけで基本知識を持っていない」
そのような方に屋根塗装の基本知識をご紹介します。■ほとんどの屋根は塗装が必要
屋根は普段目に付きにくいかもしれませんが、雨風や紫外線の影響を最も受けるため、非常に大きなダメージを受けます。
日本瓦は瓦自体の耐久性が非常に優れており耐用年数が高いので、塗り替えの必要はありません。しかし、それ以外の屋根はメンテナンスが必要です。
特にストレート系の屋根は耐用年数が短いので、塗装で屋根の耐久性を上げることをおすすめします。基本的に、どの屋根も耐用年数を過ぎると塗装の効果が失われ、屋根がもろくなり、ひびが入ったり水を吸収したりするなど、様々な劣化現象が起こります。
屋根の劣化は建物の腐食を引き起こすので、できるだけ早い段階での補修をおすすめします。■屋根の材質によって耐久性が変わる
屋根は材質によって耐用年数が異なります。
今回は、一般的に使用される屋根の耐用年数について特徴を交えながらお伝えします。・ストレート屋根
ストレート屋根は、現在住宅に最もよく使われる素材の屋根で、中でもコロニアル屋根という屋根が人気になっています。
コロニアル屋根が人気の理由は、ある程度丈夫で価格も安く、カラーバリエーションが豊富であるためです。
屋根の耐用年数は15〜25年ほどです。・金属屋根
ガルバリウムや銅板屋根、トタン屋根が金属系にあたります。
金属屋根は金属の性質によって屋根の耐久性が大きく変わります。ガルバリウムや銅板の屋根は、ある程度サビに耐えられるため耐用年数は30年ほどあると言われていますが、トタン屋根は耐久性が低くサビが発生しやすいため、耐用年数10年ほどと短く、現在の住宅にはほとんど使用されていません。
・瓦
日本瓦やセメント瓦など和風の建築物によく使用される屋根材です。
瓦はストレート屋根よりも耐用年数が長く丈夫で、とくに日本瓦は耐用年数が50〜100年とたいへん長いのが特徴です。■まとめ
一口に屋根といっても様々な種類があります。
建物の状態を維持するためにも、屋根に少しでも劣化が見られたら、適切な屋根塗装を行いましょう。屋根塗装のお悩みでしたら、まずは有限会社エーティーアシストのホームページをご覧ください。
詳しい事例も掲載しております。 -
「うちもそろそろ屋根の塗り替え時期かな?」
そう感じている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?屋根には耐用年数というものがあり、その年数を過ぎると様々な劣化現象が起こるようになります。
屋根が劣化すると建物自体にも影響が出てしまうので、少しでも劣化のサインが見られたら、屋根塗装を行うことをおすすめします。しかし屋根の塗り替え時が分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、屋根の耐用年数と塗り替えに適した時期をお伝えします。■屋根は耐用年数を過ぎると劣化しやすい
屋根は材質によって耐久性が違うのはもちろん、さらに屋根に使用されている塗料によって耐用年数が変わります。
塗料には雨や紫外線のダメージから屋根を守る働きがありますが、耐用年数を過ぎると、その効力がなくなってしまいます。□屋根が劣化する原因
・年数に伴う機能の低下
・湿気によるカビの発生
・瓦や板のズレ
・台風や竜巻といった自然現象屋根は野ざらしにされているため、非常に大きなダメージを受けやすくなっています。
遠目には綺麗に見えても、近くで見ると屋根が傷んでいる可能性も十分あり得ます。□塗料による耐用年数の違い
屋根塗装によく使用される塗料には、ウレタン塗料やシリコン塗料が挙げられます。
価格はウレタン塗料の方がシリコン塗料より安いですが、シリコン塗料の方が耐久性に優れ、耐用年数が長くなります。今後のメンテナンスを考えると、工事回数はできるだけ少ない方が費用や時間も節減できます。
屋根塗装では、長期的な視点で適切な塗料を選びましょう。■屋根塗装を行う時期
屋根塗装は、屋根の材質や形状によっても工事が必要な時期が変わります。
まず材質としては、最近住宅によく使用されるストレート系の屋根ですと10 〜15年を過ぎた頃から劣化が見られるようになります。
一概に「何年経ったらメンテナンス」とは言い難いですが、長年メンテナンスをしていない場合は、屋根の本来の機能が低下している可能性があります。また形状ですが、屋根には合掌の形をしたものや平なもの、何枚もの面が合わさってできたものなど様々な形が存在します。形状によって雨に弱いもの、風に弱いものなど特徴を持ち合わせており、耐久性も違ってきます。
そのため、屋根の材質から考えてまだ大丈夫だと思ったとしても、自然災害や日当たりの違いによって屋根に劣化が見受けられる場合は、塗り直しが必要な時期と言えます。
屋根塗装の劣化原因や塗装時期についてご理解いただけたでしょうか。屋根塗装はもちろん、外壁塗装・防水工事なら世田谷の有限会社エーティーアシストにお任せください。
詳しい情報を知りたい方は、当社ホームページをご覧くださいませ。 -
「屋根の防水工事って一体何をするの?」
屋根は雨や紫外線のダメージを直に受けるため、たとえ建築時に強力な防水機能を持っていたとしても、機能は年々低下していってしまいます。
そのため、劣化が見られる屋根には防水工事が必要です。では、屋根の防水工事に伴う必要な準備を交えながら防水工事の流れを説明いたします。
■まずは見積もり
防水工事を始めるにあたって、工事の相場がわからない方も多いかと思います。
ですから複数の業者とコンタクトをとり、見積書を比較した上で契約を交わすことをおすすめします。■防水加工の方法を決める
契約が済めば、いよいよ本題の工事に進みます。
防水加工は塗膜による防水加工と、シートによる防水加工の主に2種類が存在します。
担当者と話し合って用途や屋根の形状に合った加工方法を選びましょう。それでは2種類の防水加工工事の流れをご紹介します。
・塗膜防水加工の工程
塗膜による防水加工で最も使用される加工法が、ウレタン防水加工です。
ウレタン防水加工は、以下の手順で進められます。1. 旧塗膜の除去
新しい塗膜を均一に塗るために、古い塗膜を除去し高圧洗浄によって汚れを落とします。
2. 下地調整
傷やひび割れの修復を行い、水漏れの原因をなくしていきます。
3. プライマー塗布
塗膜と下地の密着性を高めるためのプライマーを塗布します。
4. 脱気筒の設置
湿気を逃すための筒を設置します。
5. ウレタン塗布
塗膜が何層かになるよう、複数回塗布します。
6. トップコート塗布
ウレタン塗膜の効果を維持するために塗ります。
塗膜防水加工は複雑な形状にも適しており、継ぎ目のない美しい加工を施すことが可能ですが、経年劣化に伴い亀裂が入る可能性があります。・シート防水加工の工程
1. 旧シートの除去
防水効果の薄れた古いシートを除去します。
2. 下地補修
シートの気密性を高めるために屋根を補修し、表面を滑らかに仕上げていきます。
3. プライマー塗布
シートの密着性を高めるために塗布します。
4. シート貼り付け
防水シートを貼り付けていきます。貼り直しができないため、慎重に行う必要があります。
5. トップコート塗布
シートの耐久性を維持するためにトップコートで守ります。
シート防水加工は塗膜加工より耐久性に優れ、施工期間も短くて済みますが、複雑な形状の屋根には適していません。
塗膜もシートもそれぞれ厚みは5〜15mm程度です。
それぞれの特徴を把握し、建物に合った施工を行うようにしましょう。防水加工の種類や各工程についてご理解いただけたでしょうか?
防水工事について疑問点がございましたら、有限会社エーティーアシストにご相談ください。 -
「雨漏りで困っている。対策法はないだろうか?」
「雨漏りの原因って何だろう?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?雨漏りが発生すると生活に支障をきたすだけではなく、建物そのものの耐久性にも悪影響が及びます。
建物を長持ちさせるためにも、早めの修理や未然に雨漏りを防ぐなどの対策をしておきたいですよね。そこで今回は、雨漏りの原因や対処法について家屋の部位ごとにご紹介いたします。
■雨漏りの原因はどこにでも潜んでいる
雨漏りは様々な場所から起こり得ます。
・屋根
年数が経つにつれ防水機能が低下し雨漏りすることがあります。
さらに屋根材が剥がれてしまい、そこから水が侵入してしまうことがあります。また施工業者によっては、知識不足による塗装手順の間違いや、手抜き工事を行っている場合があります。
その場合、高い確率で雨漏りが発生してしまいます。・ベランダ
ベランダはひび割れにより雨漏りすることがあります。
また排水溝の詰まりによって水が溜まリ、水が床に染みて雨漏りし始めるケースもあります。・窓周り
窓ではサッシのパッキンが劣化することにより、隙間から水が侵入することがあります。
・外壁
外壁の劣化によるひび割れで水が侵入することがあります。
■雨漏りの修理方法
・屋根
屋根は屋根材によって修理方法が異なります。
屋根の張り直しや、下地の塗り直しを行うことがあります。屋根は雨の影響を直に受けるため最も雨漏りしやすい箇所です。
雨漏りを未然に防ぐためにも、定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。・ベランダ
ベランダの雨漏りは、ひび割れの部分をコーキング材で埋める方法がよく使われます。
また、さらにベランダの防水機能を高めるにはシートや塗膜で防水工事を施す必要があります。・窓周り
新しいサッシに取り替えたり、コーキング材や防水テープで隙間を埋めたりします。
・外壁
外壁塗装の塗り直しで壁を修復する必要があります。
外壁の機能が低下している可能性が高いので、外壁全ての塗り替えが必要な場合があります。■まとめ
今回は、雨漏りの原因や対処法について家屋の部位ごとにご紹介いたしました。
雨漏りの原因は簡単には分からない場合もありますので、信頼できる業者に調査してもらうのが良いかもしれません。弊社におきましては、ご発注の有無にかかわらず、無料で現地調査・実測・お見積もりの作成まで行っております。
雨漏りのことでお悩みがあれば、世田谷区の有限会社エーティーアシストまでご相談ください。 -
「そろそろ塗装し直した方がいいかな」
そうお考えのみなさん、
「そういえば、外壁塗装っていつでもできるの?」
そんな考えがふと頭によぎったことはありませんか?結論から言いますと、外壁塗装は基本的に季節関係なく施工が可能です。
しかし外壁塗装には、向いている時期と向いていない時期があります。今回は外壁塗装のおすすめの塗装時期や季節をご紹介いたします。
■雨は工事が遅れる原因になる
雨が降っていると施工ができずに工事の日程が長くなることがあります。
また湿度が高いと施工が行えない可能性も出てきます。
そのため、雨の多い梅雨の時期は避けた方が無難でしょう。■人気の季節は春と秋
春と秋は外を出歩きやすい季節であるため、施工の需要も高まります。
・春
雨が少なく暖かい季節なので塗料の乾きも良く、塗装に適した時期です。
ただ梅雨を避けるため4月や5月に塗装工事を希望する方が集中します。
そのため、ギリギリだと施工をしてもらえない可能性があります。・秋
雨量が減り暑さも引いてくるため、塗装業者が施工をしやすい時期です。
ただ台風が発生することもあり、台風の影響により施工に遅れが生じる恐れがあります。
春同様、人気の塗装業者は予約が取れない可能性がありますので、早めに業者に連絡を取ることをおすすめします。■夏の暑さは施工に不向き
夏は気温や湿度がとても高いため、施工をする塗装職人の体力がとても奪われます。
外壁塗装の際、建物の周りに足場を組みますが、足場が鉄製のため太陽の熱でたいへん高熱になります。また夏は夕立によって突然大雨が降ることがよくあり、湿度も高いので、気温は高いものの乾燥させやすい環境は整っていません。
夏は梅雨同様天候が不安定なので、夏に塗装を行いたい場合は、天候の知識のある地元の技術の高い塗装業者を選ぶようにしましょう。■おすすめの時期は冬
冬は雨量も少なく乾燥しているので塗料の乾きも春や秋に劣りません。
さらに夏の暑さがないため、工期中窓際を養生で塞いでも快適に暮らせます。
春や秋よりも需要が少ないため、施工の予約が取りやすくおすすめの時期だと言えます。ただ冬でも気温が低すぎると乾燥に時間がかかってしまいます。
また気温が5度を下回ると塗装ができないため、真冬の施工は期間が長引く可能性が非常に高くなります。■まとめ
今回は、外壁塗装をするのにおすすめの時期についてご紹介いたしました。
外壁塗装に関して何かお悩みでしたら、有限会社エーティーアシストまでご相談ください!
世田谷区より、東京・神奈川・埼玉の施工を承っています。 -
「塗装会社ってみんなどうやって決めてるの?」
外壁塗装を行うにあたって、最初に決めるのが塗装を依頼する業者です。
しかし外壁塗装は滅多に行うものではないので、業者選びに迷われる方も多いと思います。そこで今回は、外壁塗装の業者の選び方についてご説明します。
◼︎ホームページの比較
業者を選ぶ際の失敗として、どことも比較せず近くの業者に頼んだ結果、思い通りの塗装をしてもらえなかった、対応が雑で費用にも疑念が残るといったケースがあります。
ですので塗装業者のホームページを比較して、塗装市場を把握しましょう。
業者のホームページには、会社の概要や施工実績が掲載されていることがあります。また会社の概要では実務経験の年数、代表のプロフィールに注目してみてください。
会社の概要を見れば、外壁塗装を長年行っている業者か、それとも仲介業者なのかといった様々な情報が手に入ります。施工実績は、写真付きの実例が掲載されていることも多いので、イメージが掴みやすく参考になります。
また、どのような工程で施工を行っているかもチェックしましょう。
いくつか比較することで業者の特徴を把握し、希望に沿った業者を選ぶことができます。◼︎見積書の作成
見積書を作成しなかったために、契約してから料金トラブルに見舞われるケースがあります。
ですのでホームページを見ていくつか気になった業者には、見積書の作成を依頼しましょう。
見積書は契約の前に行うものなので、何社でも見積書を作成してもらえます。見積書を作成するにあたって、担当者が実際の建物を見学しに来ると思います。
その際状況をきちんと理解しているか、面積算出のための測量をしっかりと行っているかを見てください。外壁塗装では、外壁や屋根の材質だけではなく、築年数、気候、立地など様々な要因によって適切な施術が異なります。
ほとんどありませんが、その場ですぐに外壁塗装にかかる費用を伝えてくる業者には要注意です。また注意点としては、見積書に必要な材料の商品名、数量や価格が明記されているかどうかが挙げられます。
曖昧な書き方をしているものは、費用の使い方が不透明なので、信憑性も低くなります。外壁塗装は安ければ良いわけではありません。
施工直後に違いが出なくても、数年経つと劣化度合いに大きな差が生じてきます。最終金額だけではなく、細かい金額の妥当性を確かめましょう。
そして担当者との相性も大切です。
担当者との意思疎通がうまくいかず、希望の塗装が行われなかったというケースも存在します。
したがって、相性も業者を選ぶ際の材料の1つに入れてみてください。
適切な塗装を行うために、まずは適切な業者選びが大切です。外壁塗装のお悩みは、世田谷区の有限会社エーティーアシストにお任せください。
詳しくは同社ホームページをご覧ください。 -
「壁の劣化が気になる」
「そろそろ塗り替えたい」
そもそもみなさんは自分の家の外壁に、どのような塗料が使われているかご存知ですか?
外壁用の塗料には様々な種類やグレードがあり、耐用年数もそれに合わせて変わります。あまり知らない方もなんとなく知っている方も、せっかく塗り替えをするなら今後のメンテナンスが楽なものにしたいと思いませんか?
そのためにも外壁塗装について知識を得ることが大切です。それでは、外壁塗装が劣化する原因と塗料の関係について探っていきましょう。
■塗料は主に4種類
それでは、外壁塗装によく使用される4つの塗料の耐用年数の違いについてご紹介します。
・アクリル塗料
アクリル塗料は耐久性が低く、5年ほどで塗り替えるのが一般的だとされています。
発色に優れ価格が安いですが、頻繁な塗り替えが必要なことから、住宅など長年使用する建物の外壁塗装で使われることは減ってしまいました。・ウレタン塗料
ウレタン塗料の耐用年数はアクリル塗料よりも長く、付加機能が備わっている種類も多く流通しています。
伸縮性に優れひび割れを防ぐ効果、さらに断熱性や密着性もあり、膨張する素材への使用が適しています。・シリコン塗料
シリコン塗料はアクリル塗料やウレタン塗料よりも汚れや気候などに対する耐候性に優れ、耐用年数が長いのが特徴です。
価格は高い塗料ですが、耐用年数の長さを考慮すると、コストの面でも優秀だと言えます。
そのため現在多くの外壁塗装工事で主流の塗料として使用されています。・フッ素塗料
フッ素塗料は新しい塗料で、上記3つの塗料と比べ耐用年数が長いのが特徴です。
シリコン塗料同様、汚れに強く、耐候性に優れていますが、高価なためあまり多くの建物には普及していません。■セラミックシリコン塗料
先ほどは耐用年数の低い順に塗料をご紹介しました。
セラミックシリコン塗料とはその名の通りシリコン塗料ですが、性能はシリコン塗料以上フッ素塗料以下といったところです。セラミックシリコン塗料は、耐用年数も15〜20年ほどで、頻繁に塗り替える必要がありません。
コストと性能のバランスがとても優秀で、注目されている塗料の1つでもあります。有限会社エーティーアシストではこのセラミックシリコン塗料を標準採用しています。
みなさん気になる塗料はございましたか?外壁塗装のお悩みは、世田谷区の有限会社エーティーアシストにお任せください。
詳しくは同社ホームページをご覧ください。 -
「家にひび割れが!」
建物のひび割れは見た目も悪い上に、建物自体に影響が及ぶ可能性があります。
ひび割れといってもその種類は様々です。ではひび割れは、どのような原因で引き起こされるのでしょうか?
■ひび割れの原因
外壁塗装で生じるひび割れは、業者の施工が不十分なために引き起こされることがあります。
しかしそれ以上に、建物に対する外部からの衝撃が原因であることが多く、どのような材質でできた外壁であっても、ひび割れを引き起こす可能性は十分にあります。以下では、ひび割れの細かい種類について見ていきましょう。
■新築に起きやすいひび割れの原因
モルタルやコンクリートでできた建物は、乾燥して硬くなることにより、強度が増します。
乾燥する過程において、コンクリートやモルタルは収縮する性質があり、この収縮により起こるひび割れをヘアークラックと言います。
ヘアークラックは2~5年程度の新築に発生しやすく、建物への影響は少ないです。■劣化が原因で起こり得るひび割れ
・構造クラック
構造クラックは、建物の構造そのものの欠陥により生じるひび割れです。
建物の歪みが外壁材に圧力を加えることでひび割れが発生しているので、歪みの原因を調査し、改善する必要があります。・開口クラック
構造クラックの一種ですが、とくにドアや窓など、開口部周辺に斜め方向にひび割れが生じるのが特徴です。
開口クラックは地震で壁が上下左右にずれることによって発生します。開口クラックを補強で完全に防ぐことはできないので、今後もひび割れが生じても大丈夫なような処理をする必要があります。
特に窓は外壁より少し飛び出た形で設置されることが多く、雨水を受けやすいため、建物内部への水の侵入を防ぐためにもひび割れの処理が大切です。基本的にひび割れは浅めのヘアークラックか深めの構造クラックに分類されます。
今回は構造クラックの中でも開口クラックを紹介しましたが、ひび割れは他にも種類があります。■ひび割れの見分けは難しい
ひび割れの症状の見分けは一般の方には難しく、専門の塗装業者でも熟練度によって見分け方に差が生じます。
ヘアークラックは髪の毛のように細いひび割れであることからそう呼ばれていますが、実際のところヘアークラックか構造クラックかはひび割れの幅だけでは判断できません。割れ幅が小さくても、そのひび割れが構造に悪影響を及ぼすなら構造クラックです。
また構造クラックも割れ方によって建物の危険度が変わります。建物のひび割れが心配な方は、世田谷区の有限会社エーティーアシストにお任せください。
専門家による建物の調査も承っています。