2016年5月
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八王子のS邸、完了しました。
外壁と室内の塗装を行いました。
東京の梅雨入りはまだ。雨が降り出す前で良かったです。
近隣の塗替え工事を見て補修跡の目立つ様を施主様が一番心配していた、多数あった外壁の大きなヒビ割れはサンダーで切開してシーリング、樹脂モルタルで埋め戻し、そして肌合わせを行って、どこにあったか分からないほど綺麗に仕上りました。
塗るのは簡単ですがその前の下地処理の重要性を改めて感じた物件でした。
お客様、お褒めいただき、どうもありがとうございました。 -
こんにちは。
只今、八王子と橋本の住宅の塗替え工事の施工を行っています。
両物件とも外壁に大きなヒビ割れが見られ、それを切開してコーキングを打って、樹脂モルタルで埋め戻します。その後に補修した跡が目立たないように既存の模様に合わせて肌合わせをしてから、塗装に入ります。
よく街で見かけるのですがひび割れ補修跡が、ミミズ腫れのように目立つ建物がありますね。当社では跡を残さない施工をしています。といってもかなり神経を使う作業です。
こういう細かい気遣い、大切にしています。 -
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建築物の定期的な塗装は、欠かせないメンテナンスといえます。
なぜなら、表面を美しくするだけでなく、長い年月が経過する事で発生する劣化や損傷を修復し、耐久性を高めるというメリットがあるからです。
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外壁塗装は、定期的にメンテナンスを行うことが非常に重要です。
塗装部分が劣化によってその機能を果たしていない状態だと、水漏れやカビによって外壁や建物内部の構造が劣化してしまいます。
塗装の状態が適切な状態に保たれていないと、建物自体の寿命が縮んでいっていまいます。
そういった事態にならないためにも、定期的に外壁の様子をチェックすることで劣化を防ぐことが可能です。
また、塗装を塗り替える目安としては、約10年程度といわれていますが、素材によってその年数は変わります。
例えばアクリル系の塗料が寿命が短く、5年程度で塗装をする必要性が生じることがあります。
さらに、大体の耐用年数に関係なく、ひび割れやカビなどが見られる場合には業者に依頼して補修を行ったほうがよいでしょう。
目視や実際に壁に触ることがチェックできる部分があるので、劣化の具合を定期的に見ることが大切です。
例えば、壁に触れてみて白い粉のようなものが手に付く場合は、防水機能が失われている可能性があります。
みなさんもぜひ、外壁のメンテナンスを検討してみてください。
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日本の外壁塗装の歴史をひもとくと、意外な事実を知ることができます。
そもそも昔の日本の家は土壁で、塗装の概念はなかった、と考えられています。
「木舞(こまい)」と呼ばれる格子状の枠に、
土や植物などの天然素材を塗り重ねてゆく、
飛鳥時代より伝わる塗り壁の技術が、日本では主流だったのです。
これに変化を起こしたのが、幕末の開国に伴う西洋文化の流入でした。
ペリー来航時に、使節を接見するための「交易談判所」の外壁塗装が行われたのが
最初であるとの説があります。
命じられた日本の渋塗り職人は停泊している米国船に密かに赴き、
ペンキを入手、外人職工の助力も得て、ようやく完成したと伝えられています。
このように日本の外壁塗装は明治維新後に技術が伝来したものとされており、
歴史は浅いと言えます。
ともあれこの新技術は、従来の塗り壁に比べると
短期間で仕上げることができ、また風雨にも強く、
家屋の軒先を短くすることができるため、
広い土地を持たない一般庶民の住宅にも適していました。
そのために外壁塗装は、明治以降の日本で広く普及してゆくことになったのです。