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2018年7月16日

  • ご自宅の屋根塗装をされる際になんとなく業者の言うとおりにしていませんか?

    塗装をされる際にはある程度自分でもわかることを増やして、どういった施工を行うのか、業者と相談しながら塗装を進めることをおすすめします。

     

    では屋根塗装の基本的な知識にはどういったものがあるのでしょうか。

    今回はその中でも屋根の種類や塗装のメリットについてお伝えします。

     

    ・屋根の種類

     

    1.日本瓦

    古くから日本家屋に使われる日本瓦は、屋根材として最も耐久性が高く、塗装もいらない屋根材です。

    1000度以上の高温で焼き上げられる日本瓦ですが、その固さから100年以上もつといわれています。

    しかし、反面その重さから耐震性に問題があります。

     

    2.コロニアル瓦

    コロニアル瓦とは新築の住宅で最もよく使われる屋根材で、ケイミューという会社が出しているカラーベストといわれる屋根材のなかの商品名の一つです。

    分類上は化粧スレート瓦といわれることもあり、繊維にセメントを混ぜて作られます。

     

    日本瓦に比べて、軽量で生産、施工しやすく耐震性に優れているという利点がある一方、耐用年数はおよそ30年で、塗装によるメンテナンスが必要というデメリットもあります。

    また、古いものにはアスベストが含まれていることもあり、有毒なので注意が必要です。

     

    3.天然スレート瓦

    石を瓦上にしたものが天然スレート瓦と呼ばれます。

    耐候性に非常に優れた機能面を持っている一方で、重い、日本での流通量が少ないというデメリットがあります。

     

    4.金属系屋根材

    トタンや銅、ガルバリウム鋼などによって作られる金属系の屋根は、軽量かつ安価です。

    しかし、防音性や耐久性に劣るという欠点があります(製品によってはそういった問題を克服しています)。

    塗装はガルバリウム鋼やトタンの腐食を防ぐために必要です。

     

    ・屋根塗装のメリット

    屋根塗装における大きなメリットは屋根の耐久性を上げることができるという点です。

    塗装というと、見た目の色を変えたりするものだという印象の方もいらっしゃると思います。

    しかし、外壁や屋根の塗装の場合にはこの耐久性の向上が非常に重要な意味を持ちます。

     

    塗装をしないまま住んでいると、ひびが入り雨漏りの原因になったりするほか、建物の構造をつかさどる鉄筋の腐食など、安全に住むうえで様々な問題の原因になります。

     

    屋根塗装の基本的な知識についてご理解いただけましたでしょうか。

    ご自分の家の屋根は何でできているか、塗装は必要かといった点を判断する上でお役に立てるのではないかと思います。

    また、エーティーアシストでは屋根塗装の施工を承っておりますのでお気軽にご相談ください。