世田谷の外壁塗装屋が教える!ひび割れの原因ってなに?
2018年8月1日
「家にひび割れが!」
建物のひび割れは見た目も悪い上に、建物自体に影響が及ぶ可能性があります。
ひび割れといってもその種類は様々です。
ではひび割れは、どのような原因で引き起こされるのでしょうか?
■ひび割れの原因
外壁塗装で生じるひび割れは、業者の施工が不十分なために引き起こされることがあります。
しかしそれ以上に、建物に対する外部からの衝撃が原因であることが多く、どのような材質でできた外壁であっても、ひび割れを引き起こす可能性は十分にあります。
以下では、ひび割れの細かい種類について見ていきましょう。
■新築に起きやすいひび割れの原因
モルタルやコンクリートでできた建物は、乾燥して硬くなることにより、強度が増します。
乾燥する過程において、コンクリートやモルタルは収縮する性質があり、この収縮により起こるひび割れをヘアークラックと言います。
ヘアークラックは2~5年程度の新築に発生しやすく、建物への影響は少ないです。
■劣化が原因で起こり得るひび割れ
・構造クラック
構造クラックは、建物の構造そのものの欠陥により生じるひび割れです。
建物の歪みが外壁材に圧力を加えることでひび割れが発生しているので、歪みの原因を調査し、改善する必要があります。
・開口クラック
構造クラックの一種ですが、とくにドアや窓など、開口部周辺に斜め方向にひび割れが生じるのが特徴です。
開口クラックは地震で壁が上下左右にずれることによって発生します。
開口クラックを補強で完全に防ぐことはできないので、今後もひび割れが生じても大丈夫なような処理をする必要があります。
特に窓は外壁より少し飛び出た形で設置されることが多く、雨水を受けやすいため、建物内部への水の侵入を防ぐためにもひび割れの処理が大切です。
基本的にひび割れは浅めのヘアークラックか深めの構造クラックに分類されます。
今回は構造クラックの中でも開口クラックを紹介しましたが、ひび割れは他にも種類があります。
■ひび割れの見分けは難しい
ひび割れの症状の見分けは一般の方には難しく、専門の塗装業者でも熟練度によって見分け方に差が生じます。
ヘアークラックは髪の毛のように細いひび割れであることからそう呼ばれていますが、実際のところヘアークラックか構造クラックかはひび割れの幅だけでは判断できません。
割れ幅が小さくても、そのひび割れが構造に悪影響を及ぼすなら構造クラックです。
また構造クラックも割れ方によって建物の危険度が変わります。
建物のひび割れが心配な方は、世田谷区の有限会社エーティーアシストにお任せください。
専門家による建物の調査も承っています。
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