塗装お悩み情報
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「屋根の塗装っていつすればいいんだろう」という疑問を抱いている方はいらっしゃいませんか?
外壁塗装と共通する部分も多く、理解しやすい工事であるとも言えるでしょう。
そこで今回は、屋根塗装の耐用年数や塗装の時期についてお話しします。
○屋根塗装に使用される塗料と耐用年数
屋根塗装に使用される塗料は主に、ウレタン樹脂とシリコン樹脂の2種類です。今回はこれらについてご説明します。
◆ウレタン樹脂
防汚性や施工のしやすさが特徴です。水の侵入を止め、ひび割れ防止の注入材としても活躍します。価格が低いため、取り入れやすいのですが、耐用年数は7~10年程と比較的短めです。
◆シリコン樹脂
耐熱性、耐久性に優れ、カラーが豊富なのがシリコン樹脂です。密着性が低いという点はありますが、塗料の中でも人気が高く耐用年数も10~15年程度と長めと言えるでしょう。
○屋根材別の塗り替え時期
屋根自体の素材でも、適当な塗り替え時期が異なりますので、目安を確認しましょう。
◆スレート瓦:7~8年程度
◆セメント瓦:7~8年程度
◆金属屋根:7~10年程度以上が、それぞれの屋根材に適した塗り替え時期です。具体的な指標としては、コケやカビの発生、ひび割れ、塗膜の劣化、塗膜の剥離、錆の発生などを目安にすると良いでしょう。
○屋根塗装に適した時期
屋根塗装は外壁塗装と同時に行うとお得です。それは「足場代」に関係しています。工事の際には家の周囲に足場を建てるのですが、この作業には当然費用がかかります。
一般的な住宅であれば、外壁塗装を行うための足場の組み立てに15万円前後かかるとされています。同じ足場で済むのであれば、屋根も外壁も一度に済ませてしまうのがオススメです。
また季節的な問題として、屋根塗装で避けた方が良いのは夏です。日射で屋根が常に熱く、塗装できなかったり、降雨量が多く工事の進捗が遅れたりする可能性が高いからです。
反対に狙い目は冬です。理由は、空気が乾燥していて窓を閉め切っていても影響が出ないからです。住んでいる方にとっても作業員にとっても適している時期と言えるのではないでしょうか。
今回は、屋根塗装の耐用年数や施工時期についてお話ししてきました。
冒頭にもお伝えした通り、外壁塗装と共通する部分が多くあるため、知っていた話もあったかもしれません。エーティーアシストでは外壁塗装、屋根塗装ともに承っております。
より詳しいお話が聞きたいという方や、ご不明点のある方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。お待ちしております。
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屋根に関してお困りの方はいらっしゃいますか?また実際に工事を検討されている方でも、どんな工事をどんな流れで行うのかよく分からないということもあるかと思います。
そこで今回は、屋根の防水について、その内容や流れをご説明します。
○塗膜防水とシート防水
鉄筋コンクリート造や屋上のある床には、ほとんどの場合防水工事が施されています。この防水工事には、大きく分けて塗膜防水とシート防水の2種類があり、それぞれ工程が異なります。以下では、その種類や特徴を見ていきましょう。
◆塗膜防水
塗膜防水は、防水塗料を「塗る」方法で工事を行います。多くの施工ではウレタン塗料、ERP塗料のどちらかを使用しています。
・ウレタン防水工事
1.高圧洗浄
防水工事の邪魔になる、コケや汚れを撤去する工程です。2.立ち上がり部の施工
立ち上がり部とは床と外壁の境目のことで、ここを防水する必要があります。境目に木材を当てて、その後ウレタン防水を行います。3.排水溝と脱気筒の設置
古い防水層にたまった水蒸気を逃がすために脱気筒を設置します。また排水溝付近にもウレタン防水を行います。トップコートを塗ったら完成です。・FRP工事
1.下地の設置
木材を使用して、防水の土台を作ります。2.プライマーの塗布とガラスマットの設置
旧塗膜や下地材と上塗材の密着を良くするため、凸凹を埋めるプライマーを塗り、そのあとガラスマットを敷設します。3.防水層作成
ガラスマットにポリエステル樹脂を含ませ防水層を作ります。4.トナー入りポリエステル樹脂の塗布
トナー入りのポリエステル樹脂を塗り、防水層を厚くします。この作業には表面を滑らかにする効果もあります。◆シート防水
シート防水は、プラスチックまたは合成ゴムのシートを下地に張り付ける工事を行うものです。ウレタン防水よりも防水性が高いと言われています。
1.旧シートの撤去
古くなった防水シートを撤去します。2.下地処理
下地処理として、樹脂ペーストを引きます。いざという場合の仮防水にもなります。3.プライマー塗り
シート防水用のプライマーを塗り凹凸をなくします。4.改修ドレンの差し込み
ドレンとは、防水層と雨樋をつなぐ素材です。工事の際には改修ドレンを差し込みます。5.シート防水を張る
シート防水を張っていきます。6.シーリング
気密性を保つためにシーリングを行います。以上が屋根の防水工事における工事の流れでした。今回お話しできなかったこともまだまだございますので、詳しいお話しを聞きたいという方は、ぜひ一度エーティーアシストまでご連絡ください。
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家の外壁を見てみると、あちらこちらに小さなひび割れが入っていたり、中には奥までひびが続いていたりするような大きな亀裂が走っていることがあります。
これらは「クラック」と呼ばれ、塗装の劣化や地盤のゆがみなど、家の何かしらの異常を示すものです。クラックは原因ごとに外壁塗装によって補えるものと、そうでないものがあります。
外壁塗装によって補えないものを単に塗装で隠しても根本的な解決にはなりませんので、まずは原因を知らなくてはなりません。
それではクラックができる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。■ほとんどのひび割れの原因は経年劣化?
白いモルタル式の壁を見てみると、表面に細かい模様のようなひびが入っていることがあります。
短い髪の毛のようなこのひび割れは、ヘアークラックと呼ばれています。
経年劣化で塗装の弾力性がなくなることによって生じることが大半なのですが、一部塗装時の不適切な作業が原因で起きていることもあります。モルタル式の壁にできるひび割れの大半はこのようなひび割れで、逆にヘアークラック以外のひび割れが起こっているとすると、外壁に何か大きな問題がある可能性があります。
ヘア-クラックが起きた場合には、まず外壁塗装が劣化してしまっていると考えてよいでしょう。そろそろ塗装の塗り替えを考えなければならないということになります。
外壁塗装の耐久性はおよそ10年と言われていますので、10年経ってこのような線が出てきていたら、先延ばしにせずきちんと対処しましょう。■さまざまなクラックの種類
ヘアークラック以外にも、よく見られるクラックは3つの種類があります。
素地の乾燥収縮によって内部からひび割れが生じる乾燥クラック、大きな揺れによって内部から表面までつながって亀裂の入る構造クラック、塗装作業時に二度に分けて作業を行うことによって起こる縁切りクラックです。この中で特に気をつけなければならないのが、構造クラックです。
地震の際に見るような、縦や横に大きくそして深く入ってしまった亀裂は、建物に大きな揺れが伝わって見た目以上に大きな亀裂になっている可能性や、構造自体に歪みがあってその重さに耐えきれなくなってきている可能性があります。いずれの場合も、そのまま放置しておくと倒壊の危険性や、さらなる亀裂の拡大の可能性、亀裂から雨水が入っての内部の腐食の可能性があるため、家の安全性の診断をしてもらってください。
診断の結果、単なる一部分の亀裂ということであれば、塗装かシーリングで修復作業を行うのが良いでしょう。
■まとめ
今回は、外壁のひび割れ・クラックについてお話ししました。構造に影響のないクラックと深刻な状況のクラックを見分けるには、診断の担当者の熟練度が欠かせません。
弊社エーティーアシストは無料調査見積もりとして、見積もりの際には必ずクラックの状態を詳細に確認して、どのような情業のものかしっかりと見分けます。外壁のことでお困りの方は、お気軽にご相談ください! -
屋根の工事と言うと、昔は三角屋根の瓦を直すというものが多くを占めていました。
現在では、一般の住宅でもフラットなタイプの屋根が登場し、屋上の防水工事が一般家庭でも広く行われるようになっています。
フラットなタイプの屋根の防止塗膜の種類は、大きく分けて「塗膜防水」と「シート防水」の2つがあります。シート防水は屋上に上がる機会が多い場合に対応している防水ですが、今回は、あまり屋上には上がらないという方へおすすめの塗膜防水の工事の流れについてお伝えします。
■防水工事の第一段階「掃除をして状態を整える」
防水工事を行う際は、まず屋上部分の掃除を行うところから始まります。
塗装を行う前には、下地を十分綺麗にしておかなければいけないため、1日をかけてきれいに掃除をしていくのです。
掃除の際は、高圧洗浄機等を用いてしっかり汚れを洗い落とすとともに、目地などの隙間に詰まったゴミも手作業で取り除いていきます。
全てのゴミを取り除いて、下地がしっかり露出した状態にします。掃除が終わったら、露出した下地の表面を均一にするためにモルタルを塗ってならしていきます。
これはまだ塗料の下塗り材を塗る前のほんのならしの段階で、欠けている部分や不均一になっている部分をモルタルで埋めて、塗料を塗りやすくするのです。下地の部分をモルタルでならしたら、同時に溝部分の調整も行っていきます。
溝や目地にはシーリングと言って、ゴム状の充填材で隙間を詰めていくのですが、そのシーリングを行う溝をきれいに成形するために緩衝材というものを使って溝をならします。■屋根塗装では通気が大事
下地をならすことができたら、いよいよ塗料を塗っていきます。
まずはプライマーと呼ばれる、塗料の接着剤になるものを塗ります。
この時点で目地のシーリングもやってしまって、隙間からの水の侵入がないようにしてしまうのです。下塗り材であるプライマーが塗り終わったら、ここでAVシートという、通気のための穴のあいたシートを一面に張っていきます。
AVシートを張ることで下地の水分を逃がし、下地が膨れて塗装が内部から割れてしまうことを防止するのです。
この後上から2回に分けて塗料を塗っていきます。
2回に分けるのは、塗料が流れずしっかりと厚みを保つためで、こうすることによって防水の効果が高まるのです。■まとめ
防水工事はこのように、各段階を丁寧に行うため、数日にまたがって作業をしていくことが一般的です。
工事中は屋上には立ち入れないため、少し時間がかかるということに注意をしておかなければなりません。また、この工事には漏水した場合に対して10年間の保証がつくため安心です。雨漏りをした場合は、しっかりと調査をしたうえで、欠損部分の上からシート防水や塗膜防水を重ねて行い対処いたします。
屋根の防水工事に関してお悩みをお持ちでしたら、お気軽にご相談くださいね。 -
家が雨漏りをしているという方の中には、必要なものを買ってきて自分で修理りしてしまおう、とお考えの方がいるかもしれません。
しかし、ご自身で修理をしても、原因を正確に押さえていないと雨漏りは直らない可能性があります。また屋根に上って作業するという危険の面からも、業者に工事を依頼した方が安全でしょう。
雨漏りの原因は様々であるため、業者はそれぞれ家の雨漏り原因をしっかりと調査し、適切な対処をすることで、雨漏り問題を解決します。
今回は、数ある雨漏りの原因の中から、「スレート屋根の雨漏り」の原因と、その修理工事の方法についてお伝えします。■屋根の種類
雨漏りを起こす原因は、日本瓦、セメント瓦、スレート、金属といった屋根の種類によっても異なりますが、今回は最近の住宅に多いスレート屋根を中心に見ていきます。
スレート屋根とは、粘土のようなものを焼き固めて薄いプレートのようにしたものを平行に重ねながら並べた屋根です。スレート屋根の特徴は、安価で軽く、その割に耐久性が高いということで、今なおその性能が進化しながら使われている人気の屋根です。
しかし、昔の日本家屋で使われていたような日本瓦に比べると、さすがに耐久力は落ち、劣化もしていきます。
そのため、メンテナンスなしで放置しておくと雨漏りを起こしてしまう可能性が高いのです。■雨漏りの原因
スレート屋根の雨漏りの原因はいくつかありますが、スレートの塗装の劣化はその全ての原因になっています。
スレートの塗装をこまめに塗り替え、定期的にメンテナンスを行っていれば、雨漏りを起こすどころか、屋根のどの部分にも異常を起こすことはほとんどありません。そのため、雨漏りを起こしている屋根の多くはスレートの塗装が劣化してダメになってしまっています。
スレートの塗装が劣化すると、水分を吸収してスレートが変形してしまいます。
変形を起こしたスレートは、他のスレートと上手く密着して並びを保つことができず、浮きやズレを起こします。
そうすると、その隙間から屋根の下地の部分に雨水が侵入するようになり、雨漏りがはじまってしまうのです。また、スレートを屋根の頂上で押さえている棟板金という金属のレールのようなものが雨漏りの原因になっていることもあります。
棟板金は全ての重なり合うプレートを頂上で押さえて留める役割を果たしています。
これが屋根の劣化やスレートの浮きによってズレてしまうと、その隙間から雨水が侵入し雨漏りの原因になってしまうのです。スレート屋根の修理は、部分的に屋根を差し替える重ね葺きという方法が用いられるのが一般的です。
屋根からの雨漏り修理は、足場が必要になることがあり、費用も高くなってしまう可能性もあります。しかし、部分的な修理の場合は、費用も比較的安く済ませることもあるため、劣化に気づいたら早めに工事を依頼するとよいでしょう。
調査見積もりは、ご発注の可否に関わらず無料ですので、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。 -
屋根は普段の生活ではなかなか見ることのない家の部分なので、劣化の具合が分かりにくいですよね。
どれくらい劣化しているのか分からないと、修繕をすべきなのか、塗装をし直すべきなのかと言うことも分かりません。
しかし、屋根塗装にも塗料の耐用年数や、おすすめの塗装時期というものはあるのです。
そこで今回は、屋根塗装の耐用年数と塗装を行なうべきタイミングについてお伝えします。■屋根塗装の耐用年数
屋根塗装と似たものとして外壁塗装がありますよね。
外壁塗装の耐用年数はどれくらいかご存知ですか?
塗料の種類や、地域の気候によっても変わってきますが、一般的には10年を越えると塗装の見直しを考えても良い頃だと言われています。外壁塗装は外に出て確認すればその劣化具合も確認できますし、何か異常があれば発見しやすいですよね。そのため、塗装の依頼を忘れにくいのですが、屋根に関しては見ることがないので「塗装の依頼しなければならない」という思わない方が多いようです。
しかし、屋根塗装を怠ると家全体の問題につながります。そのため、屋根塗装はいつ頃やるべきかだけでも知っておいて、その時期が近付いてきたら塗装を検討することが大切です。屋根塗装の材料がシリコン塗料の場合には、外壁塗装と同じ時期に再塗装のサイクルがやってきます。
シリコン塗料の耐用年数はおよそ10年と言われており、サイクル的にはちょうど外壁塗装の耐用年数と同じなのです。ウレタン塗料の場合、これらより少し短くなりなってしまいます。現在、屋根の塗料でシリコン塗料を使っていない方は、屋根塗装の塗り替えの際に、シリコン塗料することをおすすめします。そうすると、次のサイクルの際にも外壁と同時に塗装を行えて効率的であるからです。
■屋根塗装の劣化のサイン
屋根塗装の劣化のサインにはいくつか段階があります。
まず一番軽度なものは金属屋根の色の変化です。
屋根は太陽光の影響をかなり受けるので、色あせはどれだけ塗装がしっかりしていても起きてしまいます。
しかし、仕方がないとは言うものの、色落ちは塗装の劣化の最初のサインであるため、見逃さず対処しましょう。ここからさらに劣化が進んでいくと、さまざまな兆候が表れます。
例としては、瓦の欠けやズレ、浮き上がりなどはその最たるものです。
瓦が浮き上がっているということは、瓦が水分を吸収して変形を起こしてしまっている可能性が高いので、早めに塗装を行う必要があります。他には棟板金の浮きと言って、スレート屋根や金属屋根のてっぺんのところを押さえている金属のレールのようなものがズレていたり、浮き上がったりしていると、かなり屋根はダメージを受けているということがわかるのです。
今回は、屋根塗装の耐用年数と、劣化のサインについてお話ししました。
ご自身の家の屋根塗装の耐用年数は何年でしょうか?「そろそろかな?」という方は、劣化のサインが出ていないか、無料見積もりをしてくれる業者に依頼してみてください。屋根塗装に向いていない時期は、雨の多い梅雨、それから真夏の温度が異常に高い時期です。
これは雨や急激な温度上昇により、屋根の表面が塗装に適した状態ではなくなってしまうからです。
見積もりを取って、「今すぐにでも作業しなければならない!」という状態でなければ、屋根塗装に最適な時期を選んで、外壁塗装と同時に行うことがお得で仕上がりも良いのでおすすめします。 -
「家の塗装」として良く聞くのは外壁塗装の方が多いかもしれませんが、屋根の塗装を行う屋根塗装もとても大切です。
屋根は通常、外壁以上に日光を浴びることになるため、塗装の重要性もそれだけ高いのです。
しかし、屋根塗装をやるべきタイミングや流れについてほとんど知らないという方も多くいらっしゃるでしょう。そこで今回は屋根塗装の基本知識についてお伝えします。■屋根塗装のタイミングとは?
屋根塗装が必要と言っても、いつ塗装をし直したらいいのか分からない、という方が多いのではないでしょうか。
外壁塗装の場合は家の側面なのですぐに目で見て確認することができますが、屋根塗装はなかなか見えにくいため、塗装の必要性に気づきにくいものです。一般的に、屋根塗装で使われる塗料には外壁塗装と同じメーカー、同じシリーズのようなものが使われていることもあり、耐用年数はほぼ同じとみてよいでしょう。
新築一軒家を建ててからは10年以上が経ってきたら、外壁塗装も屋根塗装も塗り替えの時期になります。
つまり、屋根塗装は前回の塗装から10年前後が経ったら、外壁塗装を依頼するタイミングで同時に依頼するのが一般的です。外壁塗装を依頼するタイミングで、屋根塗装も依頼すると大きなメリットがあります。
屋根塗装を行う際には、屋根に上るために高い足場を家の周囲全部に設置します。これは外壁塗装を行う時の足場とほとんど同じです。
足場を組むだけでも数十万円はかかりますし、屋根塗装だけまた別の時期にするとなると費用が、余分にかさんでしまいます。
こういったことから、屋根塗装は緊急の工事の時ではない限り、外壁塗装と一緒に行われるのです。■特定の瓦には塗装が必要
屋根塗装を依頼する方の中に、屋根が原因で雨漏りが起こっているときに行うという方がいらっしゃいます。
しかし、屋根塗装の劣化は雨漏りが起こるもっと前の段階から始まっているものであり、雨漏りが始まってから塗りなおすのでは遅いのです。雨漏りは、まず屋根塗装が劣化して屋根そのものに雨水が届くようになることから始まります。
そして、塗装の劣化などからひび割れを起こした部分の徐々に侵入するようになり、屋根の骨組みまで水が届き、天井に溜まることによって雨漏りは起こるのです。そんな雨漏りを防ぐためにも屋根塗装は必要です。
屋根の種類には、鉄筋コンクリート造に多い防水塗膜やシート防水、一般住宅では日本瓦、コロニアル瓦、スレート瓦など、色々な種類がありますが、その中で塗装が必要なのはコロニアル瓦とスレート瓦です。瓦本体は風雨に耐えうる強度を本来持ってはいますが、経年劣化によって塗装が剥がれるとその強度が落ちてきてしまいます。
屋根の強度がなくなって雨漏りを起こしてしまわないようにも、屋根塗装は行っておくことをおすすめします。■まとめ
屋根塗装と外壁塗装は一緒に行うことで足場台が節約でき効率的です。
外壁塗装が劣化してきたタイミングで、屋根の塗装も劣化が起こっていることが多いため、外壁塗装を依頼した際は、忘れず確認してもらうようにしましょう。 -
外壁塗装の依頼をしようと思っている方の中には、塗装をする時期と塗装の上手く行き方が関係しているのでは、と思われている方もいるのではないでしょうか。
まさにその通りで、外壁塗装は屋外での作業なため、季節の影響を大きく受けます。また、あまり依頼が立て込んでいない時期に依頼したいという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、外壁塗装をするのに適しているおすすめの時期と混雑しないタイミングについてお伝えします。■外壁塗装は乾燥がポイント
外壁塗装の時期選びのポイントは、いかに塗料を乾燥させられるかです。
外壁塗装の塗料は一度塗っておしまいではなく、3~4層に重ねて何種類もの塗料を塗っていくことになりますので、その度に塗料を乾かしてしまわないといけません。
そのため、塗装を行う時期としては「しっかりと塗料を乾かせる時期」というのがポイントです。しかし、塗料を乾かせる湿度の基準は85%以下ということになっており、相当高い湿度でない限り、乾燥させることはできます。
温度に関しても5度以上であれば、塗料を乾かすのには問題ない温度とされているので、極端な気候ではない限り大半のシーズンで塗装は可能です。上記の観点で見ていくと、雨が頻繁に降る季節、特に気温の低い地域で気温が下がる季節というのは、塗装に向いていないということになります。
具体的には、梅雨と秋の台風シーズンと、特定の地域の真冬の季節です。
これをもとに塗装が混雑する時期、そうでない時期を見ていくとどうなるでしょうか。■秋の台風シーズン明けは混み合う
台風シーズンで塗装がなかなかできない、年を越えると冬になってしまって塗装が依頼できないという点から、11~12月にかけての年末シーズンは多くのお客さんが外壁塗装を依頼します。
台風の雨で塗装がやられてしまった方や、壁のひび割れから雨水が侵入している方たちがかけこんでくるのですね。また、3,4,5月の春は天候も安定しており温度も高いことから、塗装シーズンです。
梅雨入り前にゆっくり塗装を終わらせておこうと多くお客さんがやってきます。
梅雨明けの夏は気温も高く塗料自体は乾きやすいシーズンなのですが、塗装の際に窓を養生で密閉してしまうので家の中にいると窓が開けられず暑いということもあるため、注意が必要です。■まとめ
外壁塗装のおすすめの時期は、特定の寒すぎる地域を除けば塗料が乾燥しやすく、窓を密閉されても問題のない冬ということになります。
しかし、それ以外のシーズンであっても基本的に塗装は年中行えるものですので、上記のことを参考に季節を選んでくださいね。 -
外壁塗装はいつ塗り直しをすれば良いのか、塗り直しをすればどれくらい持つのかを知るためには、塗装の耐用年数を知っておかなければいけません。
しかし、一軒家を建ててから一度も外壁塗装を行っていないという人は多く、塗装のことについても知識のある人は少ないでしょう。
そこで今回は、外壁塗装を行う際に知っておきたい塗装の耐用年数についてお伝えします。■新築の耐用年数は短い?
外壁塗装の一般的な耐用年数は10年と言われています。
塗装の塗り替えなどで外壁塗装をお願いすると、大抵は耐用年数が10年前後のものを紹介されます。
しかし、新築時の外壁塗装の耐用年数は約5年と言われており、新築一軒家を建てるときには外壁や屋根塗装にあまりコストがかけられていないため、再塗装の場合よりも短いのです。また塗装はさまざまな影響を受けて劣化してきます。
例えば、太陽光がその原因の一つです。
塗装は基本的に太陽光を浴びると劣化が起き、弾力性がなくなります。
そうなると外壁のわずかな歪みや振動に耐え切れなくなり、ひび割れを起こすのです。その他にも、雨の影響を受けて塗装は徐々に剥がれていきます。
塗装が剥がれるとチョーキングと言って、壁を触った時に手に粉が付く現象が起こります。
チョーキングが起こると塗装の表面がなくなって外壁を守る効果がなくなっているという証なので、外壁塗装を行うべきタイミングのサインなのです。■塗料の種類と耐用年数
外壁塗装の種類にはいくつか種類があります。
代表的なものが、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などです。
最も耐用年数が短いものがアクリル系塗料で、耐用年数は7~8年になります。
フッ素塗料は、耐用年数も長い代わりに価格はその分高く、耐用年数が長いほど単価は高くなるということです。弊社ではセラミックシリコン塗料という、シリコンよりは価格が高いですがフッ素並みの耐久力を誇る塗料を使っています。
公証の耐用年数で15年、実質20年は持つ強度のある塗料です。
耐用年数が長いとその分塗り替えの回数が減り、その手間もおさえられるので、弊社ではセラミックシリコン塗料をおすすめしています。■まとめ
外壁塗装の耐用年数は塗料の種類によって大きく変わってきます。
塗装を少しでも長持ちさせるような塗料を選びたいという方は、塗装会社に施工を依頼する前に事前にどんな種類の塗料があるのか調べておいて、施工の際に塗料を選べるようにしておくと良いでしょう。
耐用年数の長く、かつ自分の好みに合った機能のある塗料を選んで、外壁塗装の工事に挑みましょう。 -
外壁塗装は稀にご自身で行う方もいらっしゃいますが、塗装業者に依頼した方が、綺麗かつ耐久性のある仕上がりにすることができます。
多くの方は、業者に依頼しようとお考えであると思いますが、塗装業者の探し方や良い業者の見極め方というのは難しいものです。
そこで今回は、外壁塗装業者を正しく選ぶための注意点についてお伝えします。■ホームページを確認する
外壁塗装業者を選ぶ際には、その会社のホームページをしっかり確認することが重要です。
施工実績や施工者の紹介、代表者の氏名があるかなどを確認します。
施工の実績が1,2件しかなかったり、写真が付いていなかったりするものは、塗装会社としては怪しいと疑って良いでしょう。また、施工のおおまかな流れ、外壁塗装会社の選び方など、単に閲覧者に塗装を申し込ませようとするだけでなく、外壁塗装が必要な人たちの手助けをしようという姿勢が見えるホームページの会社は比較的安心でしょう。
ホームページ上で見た人物が実際に施工に来てくれる場合には、実際に合った時の印象を重視します。
いくらホームページ上に実績や資格が載せられていたとしても、直接のコンタクトを取った際の印象が最も重要ですので、会った時の印象を大事にするようにしましょう。■見積もりを取って確認
ネット上の評判や一括見積もりサイトなどから、どのあたりの会社に見積もりを依頼しようか決めたら、数社で見積もりを取ります
見積もりを取ってみたら、各社の価格の違いに驚かれるかもしれません。見積もりを受けたら、受けた会社の中から信頼できそうな会社、納得のいく価格の会社をピックアップし、家での細かい査定や直接会っての料金の説明を受けます。
まだこの段階では契約は交わしていないので、説明だけ受けてやっぱり少し高いと感じたり、強引な印象を受けたりしたら、契約は次に持ち越しという形にします。
土地の面積算出のための実測を行っているかどうかは、適切な業者である最低条件ですので、最初のコンタクトの段階で確認しておくと良いでしょう。
また、明細書にそれぞれの仕様と材料の数量や価格が記載されていると信用できますので、安全な業者と判断できます。
業者の見極めには見積もりが最も大事ですので、じっくり焦らず行うことが重要です。■まとめ
外壁塗装業者選びは、多くの方にとって経験することが初めてであるため難しく、人によっては怖いと思われるかもしれません。
しかし、分からないことは相手に事前に聞くことができますし、そのような疑問を解決してくれる情報がネットにもあります。
最も怖いのは理解をしないまま話を進めてしまうことですので、分からないことは途中でも確認しながら落ち着いて進めていきましょう。