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  • 「屋根の塗装っていつすればいいんだろう」という疑問を抱いている方はいらっしゃいませんか?

    外壁塗装と共通する部分も多く、理解しやすい工事であるとも言えるでしょう。

    そこで今回は、屋根塗装の耐用年数や塗装の時期についてお話しします。

     

    ○屋根塗装に使用される塗料と耐用年数

    屋根塗装に使用される塗料は主に、ウレタン樹脂とシリコン樹脂の2種類です。今回はこれらについてご説明します。

     

    ◆ウレタン樹脂

    防汚性や施工のしやすさが特徴です。水の侵入を止め、ひび割れ防止の注入材としても活躍します。価格が低いため、取り入れやすいのですが、耐用年数は7~10年程と比較的短めです。

     

    ◆シリコン樹脂

    耐熱性、耐久性に優れ、カラーが豊富なのがシリコン樹脂です。密着性が低いという点はありますが、塗料の中でも人気が高く耐用年数も10~15年程度と長めと言えるでしょう。

     

    ○屋根材別の塗り替え時期

    屋根自体の素材でも、適当な塗り替え時期が異なりますので、目安を確認しましょう。

    ◆スレート瓦:7~8年程度
    ◆セメント瓦:7~8年程度
    ◆金属屋根:7~10年程度

    以上が、それぞれの屋根材に適した塗り替え時期です。具体的な指標としては、コケやカビの発生、ひび割れ、塗膜の劣化、塗膜の剥離、錆の発生などを目安にすると良いでしょう。

     

    ○屋根塗装に適した時期

    屋根塗装は外壁塗装と同時に行うとお得です。それは「足場代」に関係しています。工事の際には家の周囲に足場を建てるのですが、この作業には当然費用がかかります。

     

    一般的な住宅であれば、外壁塗装を行うための足場の組み立てに15万円前後かかるとされています。同じ足場で済むのであれば、屋根も外壁も一度に済ませてしまうのがオススメです。

     

    また季節的な問題として、屋根塗装で避けた方が良いのは夏です。日射で屋根が常に熱く、塗装できなかったり、降雨量が多く工事の進捗が遅れたりする可能性が高いからです。

     

    反対に狙い目は冬です。理由は、空気が乾燥していて窓を閉め切っていても影響が出ないからです。住んでいる方にとっても作業員にとっても適している時期と言えるのではないでしょうか。

     

    今回は、屋根塗装の耐用年数や施工時期についてお話ししてきました。

    冒頭にもお伝えした通り、外壁塗装と共通する部分が多くあるため、知っていた話もあったかもしれません。エーティーアシストでは外壁塗装、屋根塗装ともに承っております。

    より詳しいお話が聞きたいという方や、ご不明点のある方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。お待ちしております。

  • 屋根に関してお困りの方はいらっしゃいますか?また実際に工事を検討されている方でも、どんな工事をどんな流れで行うのかよく分からないということもあるかと思います。

    そこで今回は、屋根の防水について、その内容や流れをご説明します。

     

    ○塗膜防水とシート防水

    鉄筋コンクリート造や屋上のある床には、ほとんどの場合防水工事が施されています。この防水工事には、大きく分けて塗膜防水とシート防水の2種類があり、それぞれ工程が異なります。以下では、その種類や特徴を見ていきましょう。

     

    ◆塗膜防水

    塗膜防水は、防水塗料を「塗る」方法で工事を行います。多くの施工ではウレタン塗料、ERP塗料のどちらかを使用しています。

     

    ・ウレタン防水工事

    1.高圧洗浄
    防水工事の邪魔になる、コケや汚れを撤去する工程です。

     

    2.立ち上がり部の施工
    立ち上がり部とは床と外壁の境目のことで、ここを防水する必要があります。境目に木材を当てて、その後ウレタン防水を行います。

     

    3.排水溝と脱気筒の設置
    古い防水層にたまった水蒸気を逃がすために脱気筒を設置します。また排水溝付近にもウレタン防水を行います。トップコートを塗ったら完成です。

     

    ・FRP工事

    1.下地の設置
    木材を使用して、防水の土台を作ります。

     

    2.プライマーの塗布とガラスマットの設置
    旧塗膜や下地材と上塗材の密着を良くするため、凸凹を埋めるプライマーを塗り、そのあとガラスマットを敷設します。

     

    3.防水層作成
    ガラスマットにポリエステル樹脂を含ませ防水層を作ります。

     

    4.トナー入りポリエステル樹脂の塗布
    トナー入りのポリエステル樹脂を塗り、防水層を厚くします。この作業には表面を滑らかにする効果もあります。

     

    ◆シート防水

    シート防水は、プラスチックまたは合成ゴムのシートを下地に張り付ける工事を行うものです。ウレタン防水よりも防水性が高いと言われています。

     

    1.旧シートの撤去
    古くなった防水シートを撤去します。

     

    2.下地処理
    下地処理として、樹脂ペーストを引きます。いざという場合の仮防水にもなります。

     

    3.プライマー塗り
    シート防水用のプライマーを塗り凹凸をなくします。

     

    4.改修ドレンの差し込み
    ドレンとは、防水層と雨樋をつなぐ素材です。工事の際には改修ドレンを差し込みます。

     

    5.シート防水を張る
    シート防水を張っていきます。

     

    6.シーリング
    気密性を保つためにシーリングを行います。

     

    以上が屋根の防水工事における工事の流れでした。今回お話しできなかったこともまだまだございますので、詳しいお話しを聞きたいという方は、ぜひ一度エーティーアシストまでご連絡ください。