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ご自宅の外壁塗装をご検討中のみなさん、計画は進んでいらっしゃいますか?
業者選びから塗料選びまで、決めなくてはならないことがたくさんあるかと思います。「やっとひと段落できる」という方もいらっしゃることでしょう。
しかし、実はもう一つこだわっていただきたいポイントがあります。それは「季節」です。
そこで今回は、外壁塗装の施工時期についてお話ししたいと思います。
○外壁塗装は通年で可能!だけど…?
外壁塗装は、基本的に季節に関係なく施工が可能です。ですが雨や風など、天候を考慮すると、より効率的に施工を行えるかもしれません。
では施工はいつ行うのが良いのか、季節ごとのメリットやデメリットを見ていきましょう。
○メリット
◆春
春に施工を行うメリットは、空気が乾燥していることで塗料が乾きやすいことと、職人が快適に作業できることです。
◆梅雨
現在の塗料の性能であれば、雨が降らずかつ、適切な湿度であれば施工が可能です。
◆夏
気温が高いことから、塗料の乾きが比較的早いことや、塗料が伸びやすいため塗りやすいというメリットがあります。
◆秋
春と同様に空気が乾燥していて塗料が乾きやすいことと、職人が作業しやすいことがメリットです。
◆冬
雨が少なく空気が乾燥しているので、塗料の渇き具合も他の季節に劣りません。また窓を閉めていても問題なく過ごせるので、施主にとってもメリットがあります。
○デメリット
◆春
業者が宣伝をする時期で、どの業者にするか迷ってしまうこと、また一番混雑している時期でもあり、希望のスケジュール通りに施工が進まないということがあります。
◆梅雨
雨が降ると施工がストップしてしまいます。
◆夏
施工期間は窓が開けられないため、エアコンを付けざるを得ないことや、炎天下の中、屋根に上るのが難しいため、朝早くか夕方の作業になることもあること、職人にとって作業が辛いこと、などがデメリットと言えるでしょう。
◆秋
台風が来ると、梅雨同様に作業がストップし、工期が延びてしまいます。
◆冬
気温が低すぎると施工ができないことや、屋根が結露していると作業ができず、工期が延びてしまう可能性があります。
以上外壁塗装の施工時期について、季節ごとにメリットとデメリットをご紹介しました。
これらを踏まえて、エーティーアシストがオススメする施工時期はズバリ、冬です。
雨が少なく乾燥しており、窓を閉めても住人の方に影響のない冬は、穴場とい言えるでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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新築を購入して数年経つというみなさん、そろそろ住宅のメンテナンスが気になる頃ですよね。
特に外壁や屋根塗装といった部分は、使われている材料の関係から耐用年数が短く、5年経過した頃から劣化が始まると言われています。
そこで今回は、塗料ごとの耐用年数や特徴についてお話ししたいと思います。
○アクリル樹脂
アクリル樹脂の耐用年数は5~8年程度です。価格の安さや発色の良さが売りで、発売当初は人気の高い塗料でした。しかし、汚れやすさや耐用年数の短さから、現在ではほとんど使用されることはなくなりました。
○ウレタン樹脂
ウレタン樹脂の耐用年数は10年程度と言われています。
価格や耐久性、機能性などのバランスが良かったことから、「万能塗料」とも呼ばれていましたが、アクリル樹脂同様、現在ではあまり使用されなくなっています。○シリコン樹脂
現在、外壁塗装の塗料として最も流通しているのがシリコン樹脂塗料で、その耐用年数は10~15年とされています。耐熱性や耐候性に優れ、汚れや色落ちに強いことが人気の秘訣と言われています。○セラミック樹脂
セラミック樹脂の特徴としては、耐熱性が高い、紫外線に強い、硬度が強い、汚れにくいなどが挙げられます。またセラミック樹脂は、他の塗料と成分を混ぜられていることが多くあるため、その成分によって耐用年数が異なります。シリコンを配合しているなら10~13年、フッ素を配合しているなら15~20年がおおよその耐用年数です。
弊社エーティーアシストでも、シリコンを配合したセラミックシリコン塗料を基準として使用しています。これにより、コストと性能の両方のバランスをとることが可能です。
また、耐用年数に関しても15年以上と、納得のいく塗料と言えるのではないでしょうか。
○フッ素樹脂
フッ素樹脂の耐用年数は15~20年と言われ、その優れた性能から、商業施設や高層ビルなどでよく使用されています。高性能であるため価格も多少高いのですが、最近では個人の住宅にフッ素樹脂を使うことも増えてきました。今回は塗料ごとの耐用年数や特徴についてお話ししました。使用する塗料によって耐用年数が異なっていることがお分かりいただけたでしょうか。塗装を行う前に、どんな塗料を使うべきかしっかりと定めたいものですね。
ただ、塗料にも様々な種類や特徴があり、「結局どれを使うべきか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。そんなときはぜひ、エーティーアシストまでご相談くださいね。