-
皆さんの中に、
「外壁にヒビが入っている!」
と焦ってる方はいらっしゃいませんか?外壁にコンクリートやモルタルを使用している場合、経年によってこうしたヒビが入ることは少なくありません。
今回はそんな外壁のひび割れについて、原因や対処法をお話ししたいと思います。
○安心できるひび割れと危険なひび割れ?
冒頭でも少し触れましたが、外壁におけるひび割れは珍しいものではありません。
ただし、ひび割れには種類があり、場合によっては慎重に対処する必要があるのです。以下では、その種類と原因について見ていきましょう。
◆ヘアークラック
外壁には塗料が塗ってあり、塗料は塗膜を形成しています。
ヘアークラックとは、塗膜が徐々に経年劣化し、コンクリートやモルタルなどの素地が膨張収縮に耐えられなくなった結果、引き起こされるひび割れのことです。
また、一部では不適切な塗装作業もその原因だと言われています。下地にヒビが入っているわけではないため、建物そのものに影響することは少ないでしょう。
◆構造クラック
構造クラックとは建物の構造的な欠陥、凍ったり解けたりを繰り返したことから発生するひび割れです。
具体的に言うと、筋交いの不足などの構造的な欠陥によって、建物が大きく揺れたり歪んだりするため、その力が外壁に影響することを指します。
このようなひび割れは幅が大きく、目立ちます。すぐに修理が必要だと言えるでしょう。
○ひび割れの対処法は?
上記2種類のひび割れに対する対処法はそれぞれ異なります。
◆ヘアークラックの建物に対するダメージは少なくとも、早めの塗り替えを!
塗膜の劣化が建物に影響することは多くありませんが、劣化が進んでいることは事実です。早めの塗り替えを検討するのが好ましいでしょう。
劣化の程度が低いうちに塗り替えを行えば簡単な施工で済みますし、経済的な負担も軽くなります。
◆構造クラックはすぐに施工が必要!
ひび割れの種類が構造クラックであった場合、対処には緊急性を要します。構造の補強をしない限り、今後も外壁へ負担がかかります。
ひび割れ部分には、ムーブメントといって、引っ張る力が働いており、このような場合にはシーリング工事を行うのが効果的です。
今回は、外壁のひび割れの原因や対処法についてお伝えしました。
このような施工は業者に依頼することになるかと思いますが、このひび割れがどちらに分類されるかの見分け方は、業者や担当者の熟練度で大きく異なります。そのため、しっかりとした業者選びをすることが重要なのです。
エーティーアシストには、外壁ひび割れのプロがおりますので、お困りごとがございましたら、ぜひ一度ご相談くださいね。
-
「家の外壁を塗装したいけど、どんな業者に依頼しよう」
そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?失敗したくないからこそ、しっかりとした業者選択をしたいですよね。業者を選ぶ上で、何か基準となる指標があったら知りたいという方も多いでしょう。
そこで今回は、外壁塗装業者の選び方の注意点について、お話ししたいと思います。
○見積もりをきちんと行っている業者を選ぼう
外壁塗装を行う際には、いくつかの業者に見積もりを依頼するかと思います。
業者ごとに見積金額が全く異なっている、ということもよくあるようです。
きちんと見積もりを行ってくれるかどうかが、外壁塗装では最も重要と言っても過言ではありません。以下ではその具体的なポイントをいくつかご紹介しています。
◆見積書を出しているか?
そもそもですが、見積書はきちんと作成されていますか?
口頭で見積金額を伝える業者も中にはあるようですが、注意が必要でしょう。
見積書は、施工内容、材料の名称や数量など細かな内容まで明記されていて初めて信用できると言えるでしょう。
◆外壁の現状を把握しているか?
見積金額において業者ごとに差が出るのは、予定される施工内容が違うからです。施工前の外壁の状態は、それぞれの環境により大きく異なります。そのため、外壁の状態に適した施工方法を選択する必要があります。
どうしてその施工内容・材料なのか、どんな効果があるのか質問してみましょう。その際、質問したことに対して、真摯に対応してくれる業者であるかどうかも見てみると良いかもしれませんね。
◆外壁面積の実測を行っているか?
外壁塗装の見積金額は、塗装を行う面積から必要な塗料の量の金額を出し、それに人件費を加えて算出しています。ですから、正確な塗装面積を出していなければ、正確な見積金額も分からないのす。
しっかりとした業者であれば、塗装面積を正確に出そうとしますので、実測した面積を見積書に記載するはずです。その点もしっかりと確認しましょう。
今回は、外壁塗装で業者を選ぶ際の注意点を3つご紹介しました。しっかりとした外壁塗装では、施工を行うためにまず、しっかりとした見積りを行うことが重要なポイントです。
逆に言えば、見積もりが適当な業者は施工も適当だということになるでしょう。施工直後の見栄えは同じでも、数年経ってから見える劣化の差は明らかです。施工を終えてから後悔することのないように、しっかりとした業者選びをしましょう。
また、何か分からないことがございましたら、どうぞお気軽にエーティーアシストまでご相談ください。